沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は22日、沖縄の観光や物産のPRに従事する「沖縄観光親善大使ミス沖縄」に代わる観光親善大使を選出する「第2回沖縄観光親善大使制度(仮称)あり方検討委員会」を豊見城市の沖縄空手会館で開いた。一般向けアンケート結果で「男女問わない」観光親善大使を選択した人が5割超を占め、最も多かったことが報告された。
アンケート調査は7月7日~8月6日にOCVBの賛助会員(回答数87)と一般(同1025)向けにウェブで行った。一般向けで「男女問わない」と選択した人は年代別では20~30代、性別では女性、居住地別では県内の方が多かった。賛助会員で「女性限定」と回答した人は14%にとどまった。
ご当地キャラクターを活用する場合については、OCVBの観光PR大使「花笠マハエ・マハ朗」を選択した人が最も多く、次いで新規キャラクターとなった。一般アンケートでは「インスタグラムやTikTok(ティックトック)を利用したプロモーションに注力すべき」や「未婚、既婚、男女問わず観光大使になれるようにした方が今の時代に合っている」という意見が寄せられた。
今後は9月中に検討委員会を開き、新しい観光大使の在り方を決める。(與那覇智早)