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乃木坂46ライバル「僕青」青木宙帆インタビュー 沖縄での高校時代に青春を感じた瞬間は?サッカー審判の資格を取得した経験も


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
琉球新報社のインタビューを受ける青木宙帆さん=23日、那覇市泉崎の琉球新報社(ジャン松元撮影)

 アイドルグループ「乃木坂46」の公式ライバルとして「僕が見たかった青空」(僕青)が8月30日にデビューする。メンバーで石垣市出身の青木宙帆(ゆうほ)(20)が、アイドルを目指したきっかけや、青春を感じた高校生時代のことなど、琉球新報のインタビューに答えた。(聞き手・田吹遥子)

 ―アイドルを目指したきっかけは。
 「元々私、アイドルが好きで。石垣島という遠いところから応援していても元気をもらえたことが、すごいなと思って。こんなところまで力を届けられるアイドルっていいなと思っていたんですけど、なかなか勇気を出せずにいたら、友人が『僕青』のオーディションを勧めてくれて応募しました」

琉球新報社のインタビューを受ける青木宙帆さん=23日、那覇市泉崎の琉球新報社(ジャン松元撮影)

 ―選ばれた時の気持ちは。
 「選ばれると思っていなくて。審査後も、できたという自信を持てなかったので、(合格に)とにかくびっくりしました」
 
 ―勧めた友人もびっくりしてたのでは。
 「はい、喜んでくれていました」
 
 ―アイドル活動を始めて、沖縄や石垣出身の経験が生きたことは。
 「こうやって沖縄に帰ってこられるっていうのがうれしい。沖縄で育って良かったなっていう思いが芽生えてきています」
 
 ―好きな食べ物は、ゆし豆腐と聞いた。今回は食べられたか。
 「今回はまだです。ジューシーと沖縄そばは食べました(笑)」

 ―東京で気付いたことは。
 「やっぱり感じるのは、歌や三線の音が聞こえないなと。(石垣では)豊年祭の時季になると音が聞こえて練習をしていると気付きます。そういう季節感とか、今まで触れてきたものがないことに違いを感じますね。さみしいなと思います」

 ―今回のシングルは青春のことを歌っている部分がある。青木さんにとっての青春とは。
 「私が通っていた高校は校舎から海が見えていました。お昼休みにピクニックと言って、海を眺めながら、お弁当を食べていたんですよ。それが青春かなって思います」
 ―高校の屋上?
 「普通に廊下で(笑)海が見える廊下で、そこにみんなで座って食べてました。他の子はここで?みたいに、不思議な顔してましたけど(笑)」

 ―フットサルやサッカーの経験も。
 「小学校5年生からフットサルを始め、サッカーは中学生までしていました。大学に行ってからも、フットサルはちょこちょことやっていました。審判資格もあったんですけど、今は失効してしまいました」
 ―応援しているサッカーチームは。
 「ドイツのバイエルンです」

 ―目標は。
 「私自身、遠い島から(アイドルを)応援していて勇気や元気をいただいた。私も、いろんな遠いところから応援してくださる方に力を届けられるアイドルになるのが目標です」

【メッセージ動画はこちら】青木宙帆さん「沖縄に元気と勇気」

「僕が見たかった青空」メンバーの青木宙帆さん=23日、那覇市泉崎の琉球新報社(ジャン松元撮影)