米海軍佐世保基地所属の掃海艦パイオニアが7日に石垣港に入港するのを前に、沖縄平和運動センターは6日、那覇市泉崎の県民広場で入港に反対する集会を開いた。集会には市民ら約50人が参加し、民間の空港や港湾の軍事利用に対して反対の声を上げた。
沖縄平和運動センター共同代表の上里善清県議は、機雷撤去を行う掃海艦が入港するのは石垣が戦場となることを想定している主張し、「ロシアのウクライナ侵攻でも分かるように戦争の犠牲の多くは一般市民だ。平和は軍事ではなく対話と外交でつくり上げるべきだ」と訴えた。
(玉寄光太)