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沖縄黒糖400年、新作スイーツとトークで魅力広げる パティシエ昆布氏「地域ごとの個性に刺激」 那覇でイベント


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パティシエの昆布智成氏(右)とJAおきなわマーケティング戦略室の栢野英理子副室長=6日、那覇市のデパートリウボウ楽園カフェ

 沖縄黒糖400年を記念したJAおきなわ主催のトークイベントが6日、那覇市のデパートリウボウ2階の楽園カフェで開催された。パティシエの昆布智成氏とティーファクトリーの内田智子氏との対談があったほか、昆布氏が創作した伊江島産黒糖を使用した新作スイーツが披露された。昆布氏は「それぞれの地区の黒糖が個性的でイマジネーションを刺激される」と沖縄黒糖の可能性を評価した。

 昆布氏は今年3月に竹富町の小浜島を訪問。生産者や関係者と交流した体験を語り「作り方が同じでも作られた場所によって味が大きく異なるのが黒糖の特徴だ」と述べた。
 (普天間伊織)