第11回おきなわ文学賞(県文化振興会主催)の入選者が決まり、25日発表された。ことしは漫画部門が復活して全9部門となり、計311点の応募の中から一席(県知事賞)5人、二席(県文化振興会理事長賞)9人、佳作、奨励賞に28人が選ばれた。
会見には一席受賞者のうち小説の仲本誠一郎さん(61)=うるま市、琉歌の上原仁吉さん(72)=名護市、短歌の久手堅稔さん(73)=八重瀬町、俳句の山城発子さん(64)=北中城村=が出席。仲本さんは「受賞を機会に、これからも気を引き締めて書き続けたい」と受賞の喜びと抱負を語った。
他に随筆で上地庸子さん(27)=那覇市=が一席だった。