南部商業の「黒糖たつまきパン」がグランプリ 県内3チームが商品開発へ ローソン沖縄の商業高校プロジェクト


南部商業の「黒糖たつまきパン」がグランプリ 県内3チームが商品開発へ ローソン沖縄の商業高校プロジェクト グランプリを受賞した南部商業高校のチーム
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 ローソン沖縄(浦添市、中西淳社長)は14日、県内商業高校生のアイデアを商品化する第8回商品開発プロジェクトのグランプリなどに輝いた3作品を発表した。一次審査に合格して最終審査に進んだ6校8チームから、グランプリに南部商業高の「黒糖たつまきパン」、準グランプリに那覇商業高の「シークヮーサー香るてりチキまん」、特別賞に中部商業高の「くるざぁーたーデニッシュ~アーモンドスライスを散らして~」が選ばれた。


 134件の応募の中から選ばれた3チームは、2024年1月の商品化に向け、ローソン沖縄と開発会議に入る。
 14日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホール小ホールで最終審査会が開かれた。各チームは中西社長やローソン店舗責任者ら審査員を前にしたプレゼンテーションで商品の魅力をアピールした。


 中西社長は各チームの努力をねぎらい「ここからが本当の学びだ。食材の調達先や製造メーカーの技術的問題、コストなど商品化に当たって必要な作業を通してさらに成長してほしい」と激励した。 (普天間伊織)