ココ、ファミマへ看板替え 与勝、泡瀬に第1号店


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 コンビニ大手のファミリーマートは1日、ココストアの合併に伴い、既存のココストア店舗をファミリーマートブランドに転換する統合作業を今月から開始すると発表した。沖縄ファミリーマート(那覇市、大城健一社長)管内では「うるま与勝店」(旧ココストア勝連南風原店)、「沖縄泡瀬店」(旧ココストア沖縄泡瀬店)が22日に同時開店し、県内の看板替え第1号となる。

 12月の看板替えは2店舗のみで、1月以降の店舗については調整中。10月1日時点のココストアの県内店舗数は106店(本島73、石垣21、宮古12)で、沖縄ファミリーマートは「今後1年をかけて継承店舗を精査しながら、順次ファミリーマートへ転換していく」として各店舗の経営分析やオーナー、地主等との話し合いを進めていく。
 ココストアを合併したファミリーマートは1日付で「ココストア事業・統合本部」を新設した。店舗転換の狙いを「商品や原材料の仕入れ、物流の統合、システム基盤などの間接部門の共有化による経営インフラの効率化で協力を強化していく」と説明した。
 ファミリーマートの沖縄地域での展開は、リウボウが共同出資する沖縄ファミリーマートによるエリアフランチャイズの形態をとっている。1日現在で県内コンビニ最大の259店舗を展開し、ココストア統合により300店舗をうかがう規模へと一気に拡大する。