1970年12月20日の未明から明け方に掛けてコザ市内(現沖縄市)で発生したコザ騒動を、あえて「コザ暴動」と呼び戦後70年の今、問い直そうという「戦後70年コザ暴動プロジェクト」が10日から沖縄市内で始まる。3日、実行委員会(国吉和夫代表)が県庁で記者会見し、来場を呼び掛けた。
10~20日、沖縄市の3会場で写真展が行われ、12日にギャラリートーク、16日に長編記録映画「沖縄列島」(東陽一監督)上映、20日にシンポジウムとテレビドキュメンタリーの上映会を開催する。
【写真展】10~20日、午前11時~午後7時。ギャラリーラファイエット、ギャラリーM&A、沖縄市音楽資料館おんがく村。
【ギャラリートーク】12日午後2~4時。ギャラリーラファイエット。吉岡攻、国吉和夫、比嘉豊光の各氏。
【映画「沖縄列島」上映】16日、4回上映(午後1時、3時、5時、7時~)、シアタードーナツ。入場料千円。
【シンポジウムと上映会】20日午後2~5時、センター公民館。上映作品は「かたき土を破りて」「激突死」(いずれも森口豁)。パネリストは比屋根照夫、高嶺朝一、松村久美、古堅宗光、今郁義(コーディネーター)の各氏。