JAおきなわ北部地区シークヮーサー生産部会は15日午前、浦添市伊奈武瀬の協同青果で「県産フルーツシークヮーサー旬入り宣言セレモニー」を開催した。12月から1月にかけて本格的な収穫期を迎えるフルーツ(生食用)シークヮーサーの消費拡大を図ろうと、生産農家など関係者が出来栄えをアピールした。今期は、前期とほぼ横ばいの43トンの出荷を見込んでいる。
同生産部会の具志堅興盛さんは「食味のよいフルーツシークヮーサーができた。ぜひ多くの方々に食べてもらいたい」と呼び掛けた。
フルーツシークヮーサーは、沖縄在来のかんきつ果実で爽やかで甘酸っぱい酸味が特徴。疲労回復や美容効果のあるビタミンなどを多く含んでいるという。
【琉球新報電子版】