名城ビーチでホテル開発へ 沖縄リゾート 


この記事を書いた人 金城 美智子
名城ビーチでの開発について会見する沖縄リゾートの山下鉄也社長=15日、那覇市のハイアットリージェンシー那覇沖縄

 沖縄リゾート(糸満市、有田信行社長、山下鉄也社長)は糸満市の名城ビーチでホテルやプール、チャペルを備えたリゾート施設を建設する。那覇空港から車で20分の好立地を生かし、国内外からの集客を目指す。

 10日、沖縄リゾートと大手不動産のケン・コーポレーション(東京、佐藤繁社長)が事業提携し、ケン・コーポレーションが沖縄リゾートの株式を50%取得した。延べ床面積は4万7千平方メートルで、開発費は全体で約300億円になる見通し。2018年1月に着工し、20年春の開業を目指す。
 宿泊施設は外資系の高級ホテルの誘致を検討しており、35~40平方メートルの客室430室を想定している。運動施設やエステティック施設の設置、地元農産物の活用を想定しており、観光客だけでなく地元客の滞在も見据えている。
【琉球新報電子版】