経済

牧志1丁目再開発、ダブルタワー建設へ 22年完成

牧志1丁目3番地区の再開発事業で整備を計画する、商業施設やホテル、分譲マンションが入る高層複合ビルのイメージ図(五洋建設提供)

 那覇市の国際通りと沖映通りが交差する牧志1丁目3番地区の再開発事業で、地権者9人でつくる同地区市街地再開発準備組合は16日、商業施設とホテル、分譲マンションが入る高層複合ビルの整備計画を公表した。高さの異なる二つのビルからなる「ダブルタワー」の外観で、タワーの間に「ガレリア」と呼ばれる屋根付きの歩行者専用道路を設置。高層複合ビルから現在整備中の緑ケ丘公園までをつなげ、観光客と地元客の融合地としてにぎわいの創出を図る。

 事業地域の敷地面積は約2800平方メートル。総事業費は約100億円を見込んでいる。準備組合は2016年度中の都市計画決定に向けた事前協議を那覇市と進めており、計画通りに進めば18年中の着工、2022年の完成を目指す。
 計画する2棟のうち、国際通りむつみ橋交差点に接した北側部分に地上20階、地下1階の高層ビルを建設する計画だ。
 1~3階に商業施設が入居し、4~20階に分譲マンション約100戸を整備する。地下から入庫する約120台収容の立体駐車場も整備する。
 現在、「ホテル山の内」が建つ南側部分は既存施設を取り壊して、1~3階を商業施設、4階から上層をホテルとする高層ビルを新たに建設する。ホテルの階数は未定。両棟の商業施設は飲食店や小売店、サービス業など約30のテナントの入居を想定している。
 再開発事業は五洋建設(東京都)、街制作室(北海道)、国場組(那覇市)が準備組合と共に事業推進チームとして進めてきた。
 ことし10月にはマンション部分の取得予定者として不動産開発の大京(東京都)のチーム参画が決まり、同社がマンションの分譲販売をする。準備組合の真喜志一輝理事長は「いま、国際通りを歩いても土産品店ばかりで代わり映えしない。地元の人がワクワクして来たくなるような場所として位置付け、街を活性化させたい」と語った。