【アルゼンチン】仲村氏が大臣表彰 県人会、日系社会で活躍


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外務大臣表彰を受ける仲村実好氏(中央)と家族=日本大使公邸

 日本とアルゼンチンとの相互理解の促進に貢献した功績で沖縄県出身の仲村実好氏(82)が2015年度外務大臣表彰を受章した。11月26日にアルゼンチン大使公邸で表彰式が行なわれ、福嶌教輝(ふくしまのりてる)大使から表彰状と記念品が贈呈された。

 名護市出身の仲村氏は、1952年にアルゼンチンに移住し、40年間、在亜沖縄県人連合会で役員を務めた。89年に公開された新しい県人会会館の建設に大きく関わった。現在同会館では、アルゼンチン一般社会に向けて沖縄・日本文化の普及活動を行っている。
 その他、日系移民子弟のための日本語学校「日亜学院」や在亜日本人会の活動にも尽力し、ゲートボールの発展にも貢献した。
(大城リカルド通信員)