【宜野湾】琉球新報社と沖縄テレビ放送、ラジオ沖縄は7日、17日告示、24日投開票の宜野湾市長選挙に向けて、立候補を表明している現職の佐喜真淳氏(51)=自民、公明推薦、新人で翁長県政与党の支援を受ける志村恵一郎氏(63)の2氏を招いた公開討論会を開催した。多くの市民らが見守る中、2氏は市政の課題について熱い論戦を交わした。
米軍普天間飛行場返還・移設問題について、佐喜真氏は「9万7千余の生命財産を預かる市長として、避けなければならないのは固定化だ。1日も早い閉鎖返還に取り組みたい」と述べた。対する志村氏は「県外、国外という条件は付けない閉鎖返還もあり得るとの立場だ」と述べ、名護市辺野古への移設によらない解決を求めた。【琉球新報電子版】