宜野湾市長選、告示まで1週間 普天間が最大争点


この記事を書いた人 田盛 良一

 【宜野湾市長選取材班】24日投開票の宜野湾市長選は10日、選挙戦がスタートする17日の告示日まで1週間に迫った。再選を目指す現職の佐喜真淳氏(51)=無所属、自民、公明推薦=と、新人で元県幹部の志村恵一郎氏(63)=無所属=の2人による一騎打ちの公算が大きく、激しい前哨戦を繰り広げている。

 市長選の最大争点となる米軍普天間飛行場の返還・移設問題をめぐり、名護市辺野古への移設を推進する政府・与党の支援を受ける佐喜真氏に対して、新基地建設反対を掲げて翁長県政を支える「オール沖縄」の枠組みから支援を受ける志村氏が挑む。普天間の辺野古移設の推進か、それとも阻止か-。両陣営を支える「政府・与党」対「翁長県政」の対決構図も鮮明になり、全国的な注目を集める市長選は熱を帯びている。