新JA会館起工 壺川に、18年完成予定


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2018年完成予定の新JA会館完成予想図(JAおきなわ提供)

 JAグループ沖縄は18日、那覇市壺川の「ざまみビル・マンション」跡地で新JA会館の起工式を開いた。2018年1月完成予定で、同会館はJAおきなわと全国共済農業協同組合県本部が、建設予定地はJAおきなわが所有する。起工式に関係者約50人が集まり、工事の安全を祈願した。

 現在、那覇市楚辺にあるJA会館は築43年余りが経過しており、老朽化や新しい耐震基準を満たしていなかった。そのため、JAグループ沖縄は、那覇市壺川へJA会館を新築移転する。新会館は、免震構造の地上10階建てで、延べ床面積は、現在の会館から75・3%増の1万1400平方メートル。110台収容可能の立体駐車場を併設する。総事業費は約39億9千万円。
 JAおきなわの砂川博紀理事長は「農家と地域の人々と連携して農業の活性化を図り、次代にふさわしいJA拠点を目指したい」とあいさつした。