宮古市場初、子牛115万円 県内高値傾向続く


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宮古家畜市場の競りで過去最高を記録した子牛=19日午前、宮古島市平良

 【宮古島】宮古家畜市場の2016年初競りが19日、開かれた。最初に取引された子牛は約115万8千円(税込み)と、同市場で初めて100万円の大台を超えた。取引の中心となる子牛の平均価格は昨年の初競りから約14万円高い約69万6千円(税込み)を付けた。関係者は全国的な子牛不足から、高値傾向はしばらく続くと見ている。

 子牛384頭が上場され、383頭が取引された。平均体重は256キロ、1キロ当たりの単価は2723円。
 成牛を含む総上場頭数は431頭で、429頭が取引された。平均価格は約66万4千円、1キロ当たりの単価は2390円。売上総額は2億8625万1千円。