真和志高アーツコースサンキュー展 39人で10周年祝う卒業記念


この記事を書いた人 金城 美智子
生徒の3年間の集大成をじっくり眺める観覧者=20日、那覇市テンブス館ギャラリー3階

 真和志高校クリエイティブアーツコースの第10回卒業記念展が20日、那覇市ぶんかテンブス館ギャラリー3階で始まった。24日まで。生徒39人が製作した絵画や陶芸、映像作品など78点を展示している。生徒実行委員長の友利真愛さん(18)は「先生をはじめとする周囲の人への感謝の気持ちを、自分なりの表現で伝える作品がそろっている」と胸を張った。

 今回が10回目という節目の開催で、39人で10周年を祝う「3910(サンキュー展)」をコンセプトにしている。細部にこだわった絵画や、色鮮やかな陶芸などが会場を彩っている。
 陶芸作品を製作した高江洲将太君(17)は「クリエイティブアーツコースは多様なジャンルの作品を製作している。展示会場を一つの作品として見てほしい」と呼び掛けた。展示は午前10時半~午後7時半。
【琉球新報電子版】