那覇市立城東小学校で7日、人の誕生や命の大切さについて学ぶ授業が開かれた。総合学習の一環で、誕生学アドバイザーの西平みゆきさんを講師に招いた。5年生121人を対象に実施した。授業では西平さんが母体内での赤ちゃんの成長や出産などについて講義し、妊婦の疑似体験や赤ちゃん人形を使って抱っこの仕方などを学んだ。
西平さんは「皆さんは周りの人にいっぱい抱っこされて大切にされてきた命です。自分の心と体を守ってほしい」とこれから思春期・成長期に入る児童らに語り掛けた。
上江洲亜依さん(11)は「自分を生んでくれたお母さんに感謝したい。(お母さんになった時は)自分も赤ちゃんに『元気に生まれてね』と言いたい」と話した。