「第38回もとぶ八重岳桜まつり」が23日に開幕するのに合わせ、日本航空(JAL)・日本トランスオーシャン航空(JTA)グループは22日午前、「日本一早い桜の花」発送式を那覇空港で開いた。
国内で最も早く開花した本部町の琉球カンヒザクラの切り花を、北は北海道、南は福岡まで全国各空港に届ける。那覇を含めた国内22空港のチェックインカウンターやラウンジに飾り、花満開の沖縄とやんばるの観光をPRする。
発送式では、本部町観光協会もとぶミス桜の石川紀代乃さん、安里香南さん、仲村利沙さんが、JAL、JTAの職員にカンヒザクラの花束を手渡した。
同協会の當山清博会長は「ことし沖縄観光が年間800万人を達成する一番初めの取り組みになる」とあいさつ。JAL沖縄支店の渡部勝麿支店長は「受験シーズンでもあり、南の沖縄からの『サクラ咲く』の話題を大切に届けたい」と述べた。
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