【宜野湾市長選取材班】任期満了に伴う宜野湾市長選は24日、投開票される。再選を目指す現職の佐喜真淳氏(51)=無所属・自民、公明推薦=と元県幹部で翁長県政与党が支援する新人の志村恵一郎氏(63)=無所属=による一騎打ちの構図で激しい選挙戦を展開している。
政府が進める米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に影響を与えるとして全国的な関心を集める。移設問題の解決手法や経済振興策、福祉施策などが争点で、市民がどのような判断を下すか注目される。22日は佐喜真、志村両陣営ともに街宣活動や地域回りに尽力し、浮動票獲得と支持固めに奔走した。
18日から始まった期日前投票は22日までに1万774人(男性4863人、女性5911人)が投票を済ませた。前回市長選時の期日前総投票数6541票を既に上回っており、市民の関心の高さを示している。
選挙期間最終日の23日は佐喜真氏が午後5時から市上原、志村氏が同3時から市普天間でそれぞれ打ち上げ式や集会を開き、選挙戦を締めくくる。