下地芳郎氏「都市機能の充実不可欠」 MICEシンポ200人参加


この記事を書いた人 金城 美智子
「2016沖縄MICEシンポジウム」の参加者ら=29日、那覇市

 県は29日午後、「2016沖縄MICEシンポジウム」を那覇市の県立博物館・美術館で開いた。観光関係者ら200人以上が参加した。琉球大学の下地芳郎教授が「大型MICE施設を核としたMICE振興のあり方」と題して講演したほか、県経営者協会の安里昌利会長らによるパネル討論も行われている。

 下地教授は「国内外の競合地に勝つには、都市機能の充実が欠かせない。今後MICEを誘致するため、ライバルを見ながら、沖縄の強みを出していく必要がある」と指摘した。
【琉球新報電子版】