【アルゼンチン】東江博士が特別賞受賞


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 東江ロベルト博士

 約60の移民団体が構成する社団法人FACアルゼンチン移民団体連合が昨年、創立39周年の記念祝賀会と忘年会を、ブエノスアイレス市内の在アルゼンチン・アルメニア・センターで開催した。39年の間、FACのために尽くした方々の功績が評価され、FACの再建に関わったとして元ラプラタ報知社長で沖縄民間大使でもある東江ロベルト博士が特別賞を受賞した。

 日系社会からは東江博士のほかFANA(日系団体連合会)会長の生垣彬氏らが参加した。
 官界からは、ブエノスアイレス市政府の人権および複数文化省担当官のクラウディオ・アブルッフ氏やアルゼンチンに駐在する外交団が出席した。アブルッフ氏はこれまでの市民による支持を感謝し、これからも新政権からも各移民団体との相互理解に全力を尽くすと約束した。同氏は12月15日、新政権の人権局担当官に任命された。
 東江博士は「FACに対しFANAが代表する現地日系社会を参加させてくださったことにとても感謝している」などと謝辞を述べた。(大城リカルド通信員)