沖縄21世紀ビジョンを絵に 県、児童ら12人を初表彰


この記事を書いた人 金城 美智子
入賞した児童生徒らと浦崎唯昭副知事(前列中央)=1日午前、県庁

 沖縄の将来について考えるきっかけづくりを目的に県が初めて開催した「沖縄21世紀ビジョン児童・生徒絵画コンクール」の表彰式が1日午前、県庁であり、浦崎唯昭副知事が入選した12人に表彰状を手渡した。

 受賞者を代表してあいさつした小禄高1年の當間うららさんは「沖縄をあらためて考える良い経験になった」と述べた。
 作品は5日まで県庁1階県民ホールで展示する。ホームページでも紹介し、県が作成する2016年度「21世紀ビジョンカレンダー」に使用する。
 コンクールには小中高校の各部門に計23校から99作品の応募があり、それぞれ4人の児童生徒の作品が入選した。
 表彰式で浦崎副知事は「どの作品も生き生きとしてエネルギーにあふれる沖縄が描かれている。沖縄の未来に対する熱い思いが伝わる」と述べた。
 入選者は以下の通り。(敬称略)
 【小学生部門】平良英翔(宮古島市立東小1年)、西里月葉(同1年)、新城祐介(同3年)、松田果凜(北谷町立北谷第二小4年)
 【中学生部門】山城楓花(名護市立大宮中2年)、大城友理(八重瀬町立東風平中2年)、洲鎌千里(宮古島市立下地中2年)、冨里涼菜(那覇市立安岡中3年)
 【高校生部門】當間うらら(小禄高1年)、翁長亜綺乃(浦添高1年)、赤嶺愛美(小禄高2年)、新川瑠奈(本部高2年)
【琉球新報電子版】