【アルゼンチン】日亜友好へ新年会 県系人ら270人参加


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 日本大使主催の新年祝賀会が1月7日、ブエノスアイレスの日本大使公邸で開催された。日系団体の代表者、沖縄県系人を含む在亜日系人ならびに叙勲受章者、日本商社の代表者ら約270人が集まり、真夏でありながら23度という快適な中で新年を祝った。

 両国国歌を斉唱した後、7月に着任したメキシコ生まれの福嶌教輝大使は「文化やスポーツの分野での交流にも力を入れ、特に和食の普及、観光促進、日本祭り支援などの拡充に向け取り組む」と抱負を述べた。さらに、100年以上の歴史を持つ現地日系社会が日亜関係に果たす役割は非常に重要だと強調し「大使館や日本企業の活動にとっては貴重な支えとなる」と引き続き協力を求めた。
 続いて福嶌大使は、アルゼンチン日系センター(CNA)の活動を称賛。特に、30年前から科学、文化、スポーツなどの専門分野で活躍する青年に授与する「優秀日系青年賞」の重要性を強調し、最新の受賞者らを紹介した。
 琉球國祭り太鼓アルゼンチン支部による出し物も披露された。
(大城リカルド通信員)