上位を目指し一致団結　全国障がい者スポーツ大会、沖縄県選手団が結団式

　特別全国障害者スポーツ大会（燃ゆる感動かごしま大会）が10月28～30日、鹿児島県で開幕する。開幕を約1カ月後に控えた24日、県選手団の結団式が那覇市の県体協スポーツ会館で開かれた。大会には選手と役員計62人が参加する。

　団長を務める県障がい者スポーツ協会の親川修副理事長は「ベストコンディションでプレーできるように残り1カ月間、みんなで一致団結しよう。より上を目指し頑張ろう」と選手らにエールを送った。

　選手団の旗手を務め、ソフトボール投げに出場する伊波佑子（53）は決意表明で「頑張ろう」と士気を上げた。女子バスケットボールに出場する主将の浜比嘉奈美（24）は「去年の3位以上を目指し、走るプレーをしたい。コミュニケーションをしっかり図りたい」と意気込む。

　県勢は大会期間中、陸上や卓球、フライングディスクなどの個人競技に23人、女子バスケットボールの団体競技に10人の計33人が参加する。

（渡真利優人）