【名護】名護市在住の大人と若者が、自分の生き方や夢について語り合う「夢・未来に向けて語ろう!」(共催・市大西区、名桜大学)が2月28日、大西公民館であった。名護市内の中高生や大学生、事業所や団体の代表らが会場からの質問を受けながら意見を出し合った。
夢の見つけ方について大人たちは「興味があるものを続けてみる」「目指した先で『違う』と思っても、もうひと踏ん張りしてみる。いろんな好みをつくるため、いろんな経験や付き合いをする」などと語った。「夢を実現した後に何をするのかも重要」との意見も上がった。
会場からの質問で、自分の生き方に対する親からの助言について聞かれた若者たちは「思いを押し付けず、意見として助言してほしい」「やりたくない仕事をやれと言われてもやる気は出ない。でも、何になるにしても親の支援は必要。支えてくれるのはありがたい」などと話した。
名桜大学の山里勝己学長による講演「私が歩んできた道-沖縄の英語史にふれながら」もあった。
今回のイベントは、名護市が実施する「市ちばる地域提案事業」の認定を受けた「にしこうカラハーイ(西公羅針盤)-人づくり・居場所づくり大西区モデルの構築」事業の一環として行われた。同事業では、多種多様なコミュニケーションを図り、地域の教育文化の向上などを目指している。