濱川さん、クロダイ全国V


濱川さん、クロダイ全国V 10月1日、高知県宿毛市で総重量4011グラムのクロダイを釣り上げ優勝した濱川翔伍さん(中央)
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 9月30日、10月1日、高知県宿毛市の宿毛湾一帯で「第11回シマノ ジャパンカップ クロダイ(チヌ)釣り選手権全国大会」が開催された。沖縄県予選を勝ち抜いた濱川翔伍選手は大会前から現地入りして2日間クロダイを狙ったが、クロダイは数枚しか釣れず、餌取りの対策に悩まされながらも、本番に臨んだ。

 1回戦は前年度優勝者の波多江選手と対戦し、お互いクロダイの釣果なしの引き分け。2回戦はダルマ横というポイントに渡り、対戦相手に大差を付けて快勝。このポイントの釣れる癖が分かったのが決勝の際に生きた。翌日の3回戦もクロダイを順調に釣り上げ、予選2位に躍り出た。

 決勝戦は予選2位の濱川選手と予選1位の下西ノ園選手の2人で争われた。幸運なことに2回戦で乗ったポイントだったので、濱川選手は開始10分もたたないうちに最初の1尾を釣り上げると、その後もコンスタントに3尾クロダイを釣り上げ、総重量4011グラムと、総重量1095グラムの下西ノ園選手に勝利し、優勝を決めた。

 濱川選手は、今回、優勝できたのは日頃支えになっている家族や、長期休暇も快く送り出してくれた職場の皆さん、切磋琢磨(せっさたくま)しながらお互いを高め合っている釣り仲間のおかげだと語った。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

9日、安和海岸で52.5センチ・2.11キロのヒレーカーを釣った宮城慎太郎さん
8日、東海岸で42.5センチ・1.44キロのマクブを釣った末吉孝行さん
3日、西原海岸で69.3センチ・6.2キロのマクブを釣った仲宗根英樹さん
10月1日、読谷海岸で131センチ・12.62キロのマンビカーを釣った上原庄司さん
7日、嘉手納海岸で69センチ・4.0キロを筆頭に他2匹のタマンを釣った高良実浩さん
1日、カーミージーで41センチ・1.1キロのチヌを釣った仲門奏則さん
1日、粟国島で119センチ・24.4キロのロウニンアジを釣った砂川貴光さん
7日、糸満沖で110センチ・15.2キロのホシカイワリを釣った平仲恵太さん(セイブV)
9月30日、北谷海岸で40.3センチ・1.12キロを筆頭に4匹のカーエーを釣った島袋琉由さん
5日、読谷海岸で44センチ・1.38キロのカーエーを釣った又吉承吾さん