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維新に復党・入党 下地幹郎グループの沖縄県議ら10人 下地氏は自身の復党を否定


維新に復党・入党 下地幹郎グループの沖縄県議ら10人 下地氏は自身の復党を否定 会見する下地幹郎氏(右)と県議の當間盛夫氏=16日午後、那覇市内
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 元郵政民営化担当相の下地幹郎氏は16日、「下地幹郎グループ」として共に政治活動に取り組んできた當間盛夫県議と市町議会議員9人の計10人が日本維新の会へ、復党・入党すると発表した。那覇市内で会見した下地氏は自身の復党はあらためて否定し「無所属で活動する。県内で第三極をつくる」などと強調した。

 今回、維新に復党・入党する議員らは、かつて下地氏が立ち上げた地域政党の旧「そうぞう」に所属していた議員らが中心。内訳は當間氏に加えて那覇市議2人と浦添市議1人、糸満市議2人、石垣市議2人、西原町議1人、久米島町議1人の計10人。

 下地氏は當間氏らの復党について「當間氏らが(国政の)第三極の維新の中で沖縄の声を伝えることが県益にとって重要だ」と強調した。会見に同席した當間氏も「これからも下地氏と連携をとりながら沖縄の政治課題解決へ取り組む」などとした。當間氏らの復党・入党については日本維新の会が17日に正式発表する。 (佐野真慈)

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