【沖縄】沖縄市社会福祉協議会の地域人材育成塾「島マス記念塾」の卒塾生らが開いた慈善イベント「マスプロジェクト」の実行委員会メンバーが14日、沖縄市役所を訪れ、イベントの収益金20万円を沖縄こどもの国、市社協などに寄付した。平良彰吾実行委員長は「イベントは子どもと大人がつながる場所を目指して開いた。福祉や、子どもと大人が喜べるようなところに使ってほしい」と話した。
イベントは昨年12月、同記念塾の卒塾生らが企画し、子どもたちのダンスやプロ歌手のライブなどを催した。市社協の積静江会長は「卒塾生が一丸となっていることが素晴らしい」と評価した。寄付を受け取った、沖縄こどもの国理事長の桑江朝千夫・沖縄市長は「こどもの国は人材育成に寄与する施設。さらに充実させていきたい」と感謝した。
島マス記念塾は23年間開かれてきたが、運営費確保のめどが立たず、新年度からの廃止が決まっている。
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