【沖縄】国指定伝統工芸品の知花花織の研修成果展(主催・知花花織事業協同組合)が24日、沖縄市役所エントランスホールで始まった。26日まで開かれる。
組合の2015年度後継者育成事業に参加した6人の研修生が、約9カ月かけて染めから織りまで手掛けた着物の帯やティサージを紹介している。機織り機も展示され、研修生が実演を披露した。
24日午前に開幕式が開かれ、多くの関係者が集まった。研修生の山本菊代さん(36)=沖縄市=は「自分の好きなデザインが伝統工芸品として形になるのが魅力的だ」と笑顔で話した。【琉球新報電子版】