普天間返還合意20年で集会 来月12日、県庁前 オール沖縄会議


この記事を書いた人 Avatar photo 金城 潤

 名護市辺野古への新基地建設阻止を目的とした「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」の大会・集会部会が25日に開かれ、1996年の米軍普天間飛行場の返還合意から20年の節目となる4月12日に那覇市の県民広場で2千人規模の集会を開く方針を決めた。

 20年がたっても普天間問題が解決していない現状を踏まえ、政府が進める名護市辺野古への移設を断念するよう訴える。4月上旬の部会や意思決定機関である幹事会で開催を最終決定する。
 集会に先立ち、稲嶺進名護市長らオール沖縄会議共同代表が沖縄防衛局などを訪れ、移設断念を要請する予定。集会後には、国際通りのデモ行進も検討している。またオール沖縄会議では5月にも東京都内で集会を開催する方向で調整している。