【宮古島】経済的に困窮する家庭の子どもを支援しようと、障がい者向けの福祉サービスを提供するビザライ(宮古島市、勝連聖史代表)は26日から、同社が運営する「地域活動支援センターふぁーかんだ」内で「子ども食堂みゃーくがに」を始める。関係者は「いろんな不安が解消できる、温かい場所にしたい」と抱負を語った。勝連さんが昨年末から検討を始めた。
1週間ほど前、フェイスブックで資金や食材、ボランティアなどを募集すると、あっという間に10万円が集まったという。「ボランティアも5、6人申し出があり、思ったより関心の高さを感じている」と話す。
26日から毎週土曜、日曜日の正午から午後2時、貧困世帯やひとり親世帯を対象に運営を始める。市内には貧困家庭が80世帯、100人以上の子どもがいるという。「困っている子どもは身近にいっぱいいる。障がい者と子どもたちの交流の場にもしたい」と意気込みを語った。問い合わせはふぁーかんだ(電話)0980(79)0983。