【ドイツ】琉球料理で新年会 ドイツ県人会、留学高校生も参加


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ドイツ沖縄県人会新年会

 ドイツ沖縄県人会(崎原永人会長)の恒例の新年会がこのほど、大聖堂で有名なケルン市繁華街にある日本レストラン「京都」(上原教弘さん=宮古島出身=経営)で開催された。

 上原夫妻のソーキ汁とゴーヤーチャンプルーに、初出席の会員はまず驚く。市内にあるベトナム食品店で購入するのだそうだ。今回もクーブイリチー、豚の角煮、フーイリチャー、そしてサーターアンダギーとウチナー料理が並んだ。
 昨年9月から、ホームステイ中の沖縄の高校生・金城萌さん(開邦2年)と大城瑠奈さん(那覇国際2年)、佐藤健士さん(沖縄尚学2年)は「半年ぶりに日本語が話せて、ウチナー料理まで堪能できよかった。ドイツ語を自由にこなす県人会員を見て、自分も頑張ろうと力が湧いてきた」と語った。
 食後の自己紹介コーナーは、3歳の崎原永海ちゃんのほほ笑ましい家族紹介で始まり、4歳のハウプト・ニコラウスちゃんと共に笑いと活気をもたらせてくれた。世界のウチナーンチュ大会参加の呼び掛けもあった。(外間久美子通信員)