仲間さん、文科大臣賞 成田山競書 全国15万点から


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文部科学大臣賞の作品を手に笑顔を見せる仲間京加さん(右)と野原花鴻支部長=23日、那覇市の琉球新報社

 第32回成田山全国競書大会の中央審査会がこのほど行われ、全国から寄せられた約15万点の中から、那覇市立松島中学校2年の仲間京加さん(14)の作品が条幅の部で文部科学大臣賞に選ばれた。

 文科大臣賞は内閣総理大臣賞など特別賞5賞のうちの一つ。仲間さんは8月3日から4泊5日の日程で、中国・北京で開かれる書道交流会に派遣される。
 仲間さんは「一枚一枚の質を高めるため丁寧に書いたが、仕上げるまでに数百枚かかった。小学4年から目指してきた賞で、入賞を知った時はうれしくて涙が出た」と喜びを語った。
 仲間さんは小学1年で書道を始め、那覇市古島にある茅原書芸会花鴻支部(野原花鴻支部長)で学んだ。