146人芸術文化の担い手に 県立芸大30周年入学式、かぎやで風で彩る


この記事を書いた人 金城 美智子
県立芸大の入学式で、146人の新入生を代表して宣誓する宮原大河さん=4日、那覇市首里当蔵の同大キャンパス

 今年30周年を迎える県立芸術大学の入学式が4日、同大の首里当蔵キャンパスであり、学部、編入、大学院の合計146人が新たな一歩を踏み出した。

 新入生を代表して美術学科彫刻専攻の宮原大河さんは「芸術文化の明日の担い手として学業に専念し、よりよき学風の樹立に努める」と宣誓した。比嘉康春学長は18歳選挙権に触れて「社会に関心を持ち、社会の一員として責任を果たすことも自覚して」と呼び掛け「学生生活は瞬く間に終わる。目標を持って有意義な学生生活を」と激励した。
 式典は音楽学部のかぎやで風節で幕開け。終盤にはハレルヤの合唱と演奏があり、芸大らしい華やかな演出で新入生を歓迎した。
【琉球新報電子版】