第103回全国高校ラグビー大会(27日~来年1月7日・花園)の組み合わせ抽選会が2日、大阪市内で行われ、3回戦までの対戦が決まった。
県代表の名護は大会2日目の28日午後12時50分から、1回戦で松韻学園福島と対戦する。2連覇を狙うAシードの東福岡は初戦となる30日の2回戦で、朝明(三重)―九州学院(熊本)の勝者とぶつかる。
部員不足による合同チームの出場が今大会から認められ、2校合同の若狭東・敦賀工(福井)は27日の1回戦で目黒学院(東京第2)と対戦する。桐蔭学園(神奈川)、佐賀工のAシードや、大阪桐蔭(大阪第2)などBシード10校は30日の2回戦から登場。準々決勝、準決勝のカードは改めて抽選で決める。
前回までは新型コロナウイルスの影響により代理で組み合わせを決めていたが、4大会ぶりに代表校の主将らが集まって抽選会を行った。開会式も4大会ぶりに実施。選手宣誓は秋田工の大沢空主将が務める。
目標はベスト16
名護の田仲祐矢監督の話 相手はフォワードがすごく大きく、それを前面に押し出してくるチーム。対戦相手に合わせるよりも、自分たちのラグビーで戦う。目標はベスト16入り。2回勝てば東福岡との対戦となるので、チャレンジしていきたい。
防御で相手を制圧
名護の屋部樹志主将の話 名護が大事にしているディフェンスで、松韻学園を制圧する。まずは相手を分析し、準備を徹底する。名護にはフォワード、バックスとトライを取れるランナーがいる。自分たちのプレーで戦って勝ちたい。