沖縄県、インフルエンザ警報を解除 約2カ月ぶり 1医療機関当たり患者数が10人下回る


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この記事を書いた人 琉球新報社

 沖縄県は7日、10月初旬に発令していたインフルエンザ警報を解除すると発表した。11月27日から12月3日のインフルエンザ患者が定点医療機関当たり8・17人となり、警報終息基準の10人を下回ったため。ただ、インフルエンザは例年1~2月に流行のピークを迎えるため、県は手洗いやマスクの着用、予防接種などの感染対策を呼びかけている。

 定点報告で報告のあった患者数は441人。保健所別定点当たり人数では、宮古が12・00人、那覇市が10・75人とまだ警報終息基準を上回っているという。

 教育現場では11月27日から12月1日に、学級閉鎖が小学校と中学校で各2施設あった。(嘉陽拓也)