【宜野湾】山口県岩国市議会の桑原敏幸議長が12日、宜野湾市役所で佐喜真淳市長と意見交換した。取材に対し「沖縄の基地負担を全国で分かち合うべきだ。5年以内の運用停止に協力したい」と述べ、佐喜真市長に沖縄の基地負担の分散を提案したと話した。
岩国基地には2014年8月に普天間所属のKC130空中給油機15機が移駐されている。桑原議長は「基地負担を受け入れてきた岩国だからこそ声を上げることができる。同じ日本でありながら沖縄だけに(基地負担を)押しつけるのはおかしい」と強調した。
桑原議長ら岩国市の保守系市議12人は12日から県内を視察している。