沖縄県内の公立小中学校で9日、一部の2学期制の学校で2学期後半が始まり、ほとんどの3学期制の学校では始業式が実施された。3学期制の宜野湾市立志真志小学校では、児童らは冬休みを振り返り、ことしの目標など決意を新たにした。
田中志郎校長は講話で能登半島地震や日航機と海保機の衝突、炎上事故に触れ「社会に目を向けて、自分とつなげて考えて」と呼びかけた。
6年3組では、担任の西江菜月教諭が「6年生は総まとめの時期。教科の復習と中学に向けての予習を頑張って」と児童約30人に声をかけた。子どもたちは冬休みの宿題を見せ合い、頑張ったことや難しかったことを振り返った。
ある児童は「体育委員として全力で準備に取り組む」と意気込み、別の児童は「今年は勉強を頑張る。復習をしっかりしたい」と語った。(高橋夏帆)