社会

辺野古海上警備 午前4時半でトイレにも行けず…

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を巡り、海上警備を担うマリンセキュリティーの従業員の1日の労働時間は最長で午前4時半から午後8時までの15時間半。契約社員の男性は1日のほとんどを拘束され、辺野古の警備業務にあてている。

 午前4時半、沖縄市の本社に出勤する。会社の送迎車で警戒船に乗るために金武に向かう。漢那、宜野座、辺野古漁港などに向かうこともある。午前8時に海上の監視ポイントに到着する。移動時間は業務時間に含まれない。男性は「自由時間だから会社側は『移動時間は拘束時間ではない』と説明している」と話す。

 漁船にトイレがないため、水分は極力控え、食事にも気を使う。海上業務のつらさは、船が簡単に陸へ戻らないことだ。午後6時ごろには漁港に戻り、送迎車で本社に戻る。報告書を記載し、業務終了は午後8時になるときもある。

 実働時間は1日約15時間半で、日当が9千円。週5~6日、この業務をこなし手取りの月収は約22万円だ。