キングス日本一 最後のbj、最多4度目


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 最後のシーズンとなったプロバスケットボールTKbjリーグの琉球ゴールデンキングス(西地区優勝)は15日、東京の有明コロシアムで富山グラウジーズ(東地区優勝)と優勝決定戦のファイナルを行い、86-74で勝利、2年ぶりの頂点に立ち、優勝をリーグ最多の4回とした。

 キングスは第1クオーター(Q)から積極的にリングに向かい、アンソニー・マクヘンリーやイバン・ラベネルを中心に点を重ねた。富山もテンポ良く得点して接戦となったが、キングスは津山尚大の3点弾などでリードを奪った。第2Q以降は粘り強く守って富山の得点を抑え、39-33とリードしたまま前半を終えた。
 第3Qの開始直後にキングスが連続でシュートを決めて12点差まで引き離したが、ミスから富山の追い上げを許した。それでも山内盛久や津山が苦しい場面で得点して、流れを渡さなかった。第4Qも着実にシュートを決めて、優位に立ったまま試合終了を迎えた。
 bjリーグはナショナルリーグ(NBL)との統合のため今季で終了し、来季から新たにBリーグがスタートする。

4度目のリーグ制覇を果たした琉球ゴールデンキングスのメンバー=15日午後、東京都の有明コロシアム