航空自衛隊のC2輸送機1機が11日午後0時半ごろ、沖縄県の那覇空港に着陸した。うるま市の勝連分屯地に陸上自衛隊地対艦ミサイル部隊を配備するため、12式地対艦ミサイル関連機材を輸送したとみられる。
12式地対艦ミサイル関連機材が配備のために本島に搬入されるのは初めて。
関係者によると、防衛省はC2輸送機で数日に分けてミサイル発射機などの関連機材を那覇空港へ搬入する。後日、公道を使って分屯地に向かう計画。
21日予定のミサイル部隊発足で、勝連分屯地の定員は現在の約90人から約290人に膨らむ見通し。(明 真南斗)