辺野古、市民と機動隊もみ合う 約50人が市民を排除


この記事を書いた人 金城 美智子
機動隊に排除される市民ら=3日午前、名護市辺野古のキャンプシュワブのゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設を巡り、市民ら約45人が3日午前、抗議のため米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込みを行った。県警の機動隊約50人が、出口側の通行を止めて抗議をする市民らを数人がかりで排除した。

 市民らによる出口側の封鎖は2日もあったが、機動隊による排除はなかった。

 市民らは3日午前9時ごろから米軍キャンプ・シュワブ出入り口前で座り込みを開始。その約30分後に機動隊による1回目の「ごぼう抜き」が行われた。その後も市民らと機動隊のもみ合いは続き、機動隊が数回市民らを排除した。

 市民らは「抗議運動は昨日までと変わらないのに、私たちに対する機動隊の対応は違う」と憤った。
【琉球新報電子版】