絶景眺め軽快疾走 ツール・ド・宮古島開幕


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無料通行の橋としては国内最長の伊良部大橋を疾走する参加者ら=11日、宮古島市

 【宮古島】自転車競技の第9回ツール・ド・宮古島2016(主催・宮古島市、パワースポーツ、共催・琉球新報社)が11日、開幕した。サイクリング部門に202人が参加し、宮古島市平良のトゥリバー地区から一斉にスタートした。雨が降り続けるあいにくの天候だったが、参加者は昨年開通した伊良部大橋(約3・5キロ)から望む絶景などを楽しみながら島内を疾走した。

 参加者がそれぞれのペースで走るサイクリング部門の83キロコースには85人、114キロコースには117人が参加した。83キロのコースで最も早くゴールした同市立平良中2年の南風原凛之介さん(14)は「このレースで1番になることを目標に1年間頑張ってきたので、うれしい」と声を弾ませた。12日は順位を競うロードレース部門が開催される。