行けー 最長14メートル52 種飛ばし、219人競う 沖縄市一番街


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全身を使ってサクランボの種を飛ばす参加者ら=18日、沖縄市の一番街商店街 

 【沖縄】沖縄市商店街を元気にする会による「さくらんぼ種飛ばし大会」が18日、市中央の一番街商店街で開かれた。子どもの部、レディースの部、男性の部に計219人が参加した。参加者が「ブッ」と口から種を飛ばし飛距離を競う様子に、会場からは「よいしょ」「あらあら」と歓声が上がった。

 家で飛ばし方を研究し、約4メートルを記録した渡慶次龍成君(5)は「上を向いて、舌を使えば遠くに飛ばせる。本番は楽しかった」と笑顔で話した。

 まちづくりNPOコザまち社中の比嘉伸雄理事長は「昨年から“東北の震災を忘れない”という趣旨のもと、東北と関連のあるイベントを実施してきた。同大会は来年も開催し、本場山形大会への派遣もしたい」と意気込んだ。

 サクランボは、山形県東根市の有名ブランド「佐藤錦」を使用。山形県の新庄信用金庫と東根市観光物産協会の協力で、約7キロが大会のため用意された。

 子どもの部1位は6メートル17でながはまこうたろう君。レディースの部1位は9メートル48で小嶺英美さん。男性の部1位は14メートル52で渡慶次道規さん。