【動画】車7台の玉突き事故　宜野湾の国道で当て逃げの疑い　付近に登校途中の児童も　沖縄

　2日午前7時55分ごろ、宜野湾市神山の国道330号の浦添市方面から沖縄市向けの車線で「車7台が絡む事故が発生した」との通報があった。乗用車など計7台が次々と衝突する玉突き事故で、最初に前の車両に追突した車は現場から走り去った。けが人はいない。宜野湾署は当て逃げ事件とみて、車の行方を追っている。
　防犯カメラの映像によると、第一通行帯を走る黒色の普通乗用車が、信号待ちで停車中の軽自動車に追突。乗用車は停止せず、軽自動車を前方に押し進め、第二通行帯を含む複数の車両と絡む玉突き事故を起こしたとみられる。乗用車の運転手は一度車を降りて自身の車や周囲を確認すると再び車に乗り込み、沖縄市方面に走り去った。
　事故が起きた時間帯は、近くの小学校に登校する児童らが歩道を歩いており、映像には数メートル離れた場所で起きた事故に児童が驚く様子が写っている。事故の影響で2車線がふさがれ渋滞が発生した。
　現場近くで飲食店を営む50代女性によると、付近では出合い頭の交通事故などが頻繁に発生しているという。女性は「子どもたちも多く歩いている時間帯だったので非常に危ない」と話した。