10日投開票の参院選は3日、最後の日曜日を迎えた。沖縄選挙区(改選数1)に立候補している幸福実現党新人の金城竜郎氏(52)、自民現職で沖縄担当相の島尻安伊子氏(51)=公明推薦、無所属新人で元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)は街頭でそれぞれの主張を展開した。無党派層などの取り込みを念頭に、休日で賑わう街を中心に巡った。
事実上の一騎打ちを展開している島尻氏と伊波氏は、有権者とのスキンシップ作戦で支持を呼び掛けた。島尻氏は北谷町の団地やスーパー、読谷村の商業施設前で、有権者に政策を訴えた。中部地区に重点を置いて地域を巡り、支持者と握手を交わした。伊波氏は那覇市の平和通りや浮島通りを巡り、商店主や買い物客と握手を交わした。那覇市内を中心に商業施設や駅前付近で街頭演説を行った。(2016参院選取材班)