【与那国】与那国町立久部良中学校(東濱一郎校長)は6月21日、総合的な学習の一環として「洋上体験学習」を行った。「漁業の町 久部良」と言われるように、生徒は自分たちの町の産業を知ることが目的。漁業関係の職業に携わる家庭では、家族の仕事に対する理解と感謝の思いを育む機会として、毎年取り組んでいる。
今年はカツオやシイラを中心に、生徒自身が海人(うみんちゅ)の指導の下で釣り上げ、港に帰って刺し身用にさばいたり、販売したりした。洋上体験の後は保護者の協力も得ながら、お世話になった海人を招いて、刺し身や天ぷらなどを振る舞った。
(村松友紀通信員)