上原糸満市長が退任　「一市民として市の発展に」

　【糸満】２期８年糸満市長を務め、任期満了を迎えた上原裕常市長の退任式が５日午前、糸満市役所で開かれた。上原市長は「一市民に戻るが、今後も市の発展のために尽力していきたい」とあいさつした。杉浦友平副市長、上原武教育長も同日付で退任した。

　上原市長は２期８年を振り返り、「山積する課題の解決に努めてきたが、至らない部分もあった。（選挙で敗れ）残念な思いもあるが、新市長は行政手腕も高く、一緒になって新しい糸満市づくりに頑張ってほしい」と職員を激励した。
　退任式後、上原市長らは職員らに見送られながら市役所を後にした。上原昭新市長は６日付で就任する。
【琉球新報電子版】