嘉陽が新十両に昇進 沖縄県出身の関取は戦後7人目 大相撲


嘉陽が新十両に昇進 沖縄県出身の関取は戦後7人目 大相撲 吉井(手前)を攻める嘉陽=20日、両国国技館
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 日本相撲協会は29日、東京都の両国国技館で大相撲名古屋場所の番付編成会議を開き、沖縄県那覇市出身の嘉陽(24)=本名・嘉陽快宗、二所ノ関部屋=の新十両昇進を決めた。沖縄県出身力士としては、2019年名古屋場所の木崎海に続き戦後7人目の関取となった。大相撲名古屋場所は7月14日に初日となり、ドルフィンズアリーナで開催される。

 嘉陽は日体大4年で全日本学生選手権と全日本選手権でベスト8に入り、2022年夏場所で三段目90枚目格付け出しで初土俵を踏んだ。171・3センチと小兵ながら、懐に入っての突き、押しが持ち味。156キロ。